全銀協は、日本国内で活動している銀行を直接の会員とする組織で、日本国の銀行業界の代表として、銀行業の発展のためにさまざまな活動をしています。全銀協の役割概要は大きく分けて以下の3つです。
(1) 全銀協は、銀行業界の共通の問題意識に基づき、個々の銀行が自由で公正な業務展開をしていく上で必要な基盤を整備・構築することに重点をおいた活動を行っていく必要があると考えています。
(2) 金融界が大きな変革期を迎えているなかで、銀行業界が自らの声を自らの手で対外的に伝えていく必要性は一段と高まっています。このため全銀協は、銀行業界の代表として、銀行業務に係わる様々な事項の調査・研究・企画や政策提言・情報発信等の活動に関する機能を積極的に担っていく必要があり、かつ、一層強化していく必要があると考えています。
(3) 決済システム等銀行業界全体にとっての共通の業務インフラ部分に関する企画・運営を行う機能は、全銀協の中核的機能であり、その重要性は今後も不変であると考えられます。このため全銀協は、この分野において、わが国の銀行業界のみならず、すべての金融機関のために、中心的な役割を果たしていく必要があると考えています。
全国銀行協会 (Japanese Bankers Association)